空間図形の問題が出た瞬間、「あ、これ時間かかるやつだ」と諦めていませんか?
法線ベクトルを求めるとき、連立方程式を何分もかけて解いていませんか?
結論から言えば、難関大の合格者はそんな面倒なことはしていません。彼らは「外積」という背景知識を使い、空間ベクトルの問題を一瞬で作業に変えているのです。
このページでは、その「外積」の威力をサンプルとして無料公開します。まずは自分の目で、通常解法との差を体感してください。
目次
・なぜ外積を使えると圧倒的に有利なのか
・この続きと全20テーマを網羅した教材の紹介
1.外積と平面の方程式
空間内に3点 、、
がある。
原点 から三角形 を含む平面へ下ろした垂線の足を とするとき、 の座標を求めよ。
は平面 上にあるから、実数 を用いて
平面 より
①②を解いて 、よって
ベクトルの掛け算には2種類ある。
- 内積 → 結果は数(スカラー)
- 外積 → 結果はベクトル
は にも にも垂直なベクトルになる。
平面上の2本のベクトルを外積すれば、その平面の法線ベクトルが一発で出る。
求めたい成分の行をバツで消し、その下の2行(足りなければ 1→2→3→1… と循環)でたすき掛けをする。
右斜め下が+(青)、左斜め下が-(赤)。3成分すべて同じルール。(右斜め下の積)-(左斜め下の積) (青)-(赤)
第1成分:
第2成分:
第3成分:
例: について
つまり
これが平面 ABC の方程式。
A は平面上の点ならどれでも可(A, B, C どれでもよい)。
法線ベクトル ( 倍して整理)。点 を通る平面の方程式:
は法線方向なので 、つまり を①に代入:
| 通常の解法 | 外積を使う | |
|---|---|---|
| 法線ベクトル | 手に入らない | 一発で出る |
| 平面の方程式 | 立てられない | 1行で立てられる |
| 連立方程式 | 2本を解く必要あり | 不要 |
| 計算ミスのリスク | s, t の管理が煩雑 | 手順が機械的で安定 |
試験本番の脳みそのキャパは有限。外積を使えるかどうかで、残りの問題に使えるエネルギーが大きく変わる。
外積の計算に慣れないうちは、「たすき掛けを覚えるのが面倒」「普通に内積で解いたほうが早い」と感じる人もいるかもしれない。それは自然なことだ。
しかし問題をこなしていくうちに、外積の計算は完全に機械的な作業になる。そうなると、法線ベクトルを一瞬で出して平面の方程式を立てるまでの流れが、考えなくても手が動くレベルになる。
最初は慣れない道に感じても、使い続けることで圧倒的な差になる。まず1問、外積を使って解いてみることから始めよう。
空間内に3点 、、
がある。
原点 から平面 に下ろした垂線の足を とするとき、
の座標を外積を用いて求めよ。
【方針】 外積で法線ベクトルを求め、垂線の足をパラメータで表して平面の方程式に代入する。
法線ベクトルとして (共通因数2で約分)をとる。
点 を通る平面 の方程式は
は法線方向なので とおき、平面の方程式に代入:
※ 検算: などで垂直を確認できる。
ここまで読んで、「なんだ、外積って簡単じゃないか」と思ったかもしれない。
そう、知ってしまえば簡単なのだ。しかし、この外積を学校の授業で体系的に教わることは、まずない。塾でも「難関大コース」でしか触れられない知識である。
このサンプルで公開した「外積」を含む、難関大合格者が当たり前に使う全20テーマを凝縮した教材が以下にある。
「数学の盲点|得点に直結する背景知識」の破壊力
難関大合格者が当たり前に使う背景知識を凝縮。思考を作業化し、本番で差をつける戦略的参考書。
- IA・IIB・C 厳選20テーマを徹底解説
- 「通常解法 vs 背景知識」の比較図解
- 独学者でも迷わない具体的ステップ
※サンプルや詳細を見るのに登録などは不要です。
この教材が「ヤバい」理由
- 外積・法線ベクトル: 空間図形が一瞬で作業に変わる。連立方程式を解く時間がゼロに。
- ロピタルの定理(発展): 極限計算の最終兵器。記述で使う裏技も伝授。
- 合同式の応用: 整数問題で手が止まらなくなる。n進法との組み合わせも極める。
- ファクター定理の拡張: 高次方程式の因数分解がパターン認識で解ける。
- ……そして残り16テーマ。すべて「知っているかどうか」で差がつくものだけを厳選。
空間図形が出るたびに連立方程式。時間が足りず、焦ってミス。見直しの時間もない。
外積で法線ベクトルを5秒で算出。残りの時間を他の問題に回し、余裕を持って見直し。
この教材に書かれていることは、学校では教えない。予備校の特別講習でしか聞けない。しかし、知っているだけで解ける問題が、入試には必ず出る。
その差が合否を分ける。1点に泣いた先輩たちが、何万人もいる。
「数学の盲点」は、そうした差を埋めるために作られた。
1テーマあたりの解説はコンパクトだが、必要なエッセンスは全て詰まっている。通常解法との比較図解があるから、「なんとなく」ではなく「納得して」使いこなせる。
全153ページ、IA・IIB・IIICを横断する20テーマ。これを手にすれば、あなたの数学の解き方は根本から変わる。
※クリックしてサンプルを続きから読む(noteに移動します・登録不要)