「英文法の参考書は何がいいですか?」と聞けば、多くの人が『大岩の一番はじめの英文法』や『関正生の英文法ポラリス』、『Next Stage(ネクステージ)』などの名前を挙げるでしょう。確かにこれらは有名ですが、難関大学を目指し、英語を得点源にしたい人にとっては、圧倒的に情報量が足りません。
特に国公立や早慶レベルの入試では、これらの薄い参考書には載っていない知識が平然と問われます。そこで私が提唱するのは、問題集ではなく「総合英語(辞書系文法書)」をメインに据える戦略です。
目次
・2. 厳選!手元に置くべき「総合英語」はこの2冊
・3. 「国公立志望だから文法は不要」という致命的な勘違い
・4. 総合英語を「最強の武器」にする使い方
・5. 問題集を選ぶなら『Power Stage』一択
1. 人気の参考書をあえて「不要」と断じる理由
誤解を恐れずに言えば、『大岩』や『ポラリス』は難関大を目指す上では基礎の基礎。それだけで入試を戦おうとするのは、武器を持たずに戦場に行くようなものです。
- 大岩・ポラリス: 解説は分かりやすいが、網羅性が低すぎる。
- Next Stage・Vintage: 定番だが、難関大の細かい知識をカバーしきれているとは言い難い。
模試や本番で「見たことがない文法事項」が出てくる最大の原因は、ベースにしている参考書の情報量不足にあります。これを解決するには、すべての情報が詰まった「辞書的」な1冊を持つしかありません。
2. 厳選!手元に置くべき「総合英語」はこの2冊
ズバリ、難関大を目指すなら手元に置くべきは『Vision Quest 総合英語 Ultimate』や『総合英語 FACTBOOK』、『総合英語be 3rd Edition』、『Evergreen』などの総合英語文法書です。私が特におすすめするのは以下の2冊です。
情報量において右に出るものはありません。難関大志望者はこれ一択と言ってもいいでしょう。分厚さに圧倒されるかもしれませんが、これ一冊を理解すれば、英文法で知らないことはなくなります。
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情報量では『Ultimate』に一歩譲りますが、図解やグラフ、解説の分かりやすさが秀逸です。読み進めやすさを重視して、まずは挫折せずに完走したいという人への妥協案として推奨します。
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3. 「国公立志望だから文法は不要」という致命的な勘違い
「自分の志望する国公立は文法問題が少ないから、そこまでやり込む必要はない」と考えているなら、今すぐその認識を改めてください。これには2つの大きな理由があります。
- 私立併願の現実: ほとんどの国公立受験生は、滑り止めとして私立大学を併願します。私立入試において文法知識は必須であり、ここで点を取りこぼすことは不合格に直結します。
- 英語力全体の底上げ: 今回紹介した『Vision Quest 総合英語 Ultimate』や『総合英語be 3rd Edition』などは、単なる「4択問題対策」の本ではありません。英語という学問を構造から理解するための辞書であり、教科書です。
これらの総合英語をきっちり仕上げることは、単なる暗記ではなく、英語の「本質的な理解」を測るトレーニングになります。文法を「ルール」として深く理解することで、結果として長文読解や英作文を含めた英語全般の能力が劇的に引き上げられるのです。中途半端な問題集でお茶を濁さず、総合英語で土台を完璧にすることが、難関大合格への最短ルートです。
4. 総合英語を「最強の武器」にする使い方
「辞書的な本なんて全部読めない」と思うかもしれませんが、これは「辞書」のように引くだけのものではありません。「すべて理解すべき知識が詰まった教科書」として扱ってください。
- まずは通読: 最初に全ページをグワーッと読み込み、全体像を把握します。
- 問題集とセットで運用: どんな問題集でもいいので解き、間違えた箇所や曖昧な箇所を「総合英語」で調べ尽くします。
- 周辺知識も飲み込む: 該当箇所だけでなく、その前後の単元も読み直し、徹底的にマーカーやチェックを入れて「自分の血肉」にしていきます。
過去問演習のフェーズに入っても、わからなかった文法事項はすべて総合英語に立ち返ってチェックしてください。これを繰り返せば、穴のない最強の文法力が完成します。文法は結局「覚えるだけ」なのですから。
5. 問題集を選ぶなら『Power Stage』一択
もし、総合英語と併用する問題集を1冊選ぶなら、私は間違いなく『Power Stage(パワーステージ)』を推します。ネクステやヴィンテージよりも圧倒的に情報量が多く、総合英語にも載っていない細かい知識がわりとあります。難関大志望者が唯一、情報量で満足できる問題集です。
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