受験後半戦になると、決まって「過去問対策で逆転合格!」なんて言葉が飛び交います。しかし、ハッキリ言います。「普通の勉強」がおろそかな状態で過去問に逃げている奴は、全員落ちます。
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多くの受験生が勘違いしていますが、上位層になればなるほど、過去問なんて熱心に解いていません。傾向をサッと確認して、「ふーん、こういう感じね」で終わりです。なぜなら、「普通の勉強」が完璧にできていれば、対策なしでも共通テストで8〜9割、二次試験でも合格点は当たり前に取れるからです。
「今は解けないけど、過去問をやり込めば受かるようになるはず」というのは、ただの現実逃避です。過去問は実力不足を補う魔法の薬ではありません。過去問を解かないと点が出ない時点で、根本的な実力が足りていないことに気づくべきです。もっと気合を入れ直して地力を磨け。
なぜ私がこれほどまでに過去問(特に赤本)を勧めないのか。それは、赤本の解説が「その問題を解けるようになるための解説」になっていないからです。
多くの赤本の解説は、後から正解を見てこじつけたような論理展開が目立ちます。特に数学や物理において、「なぜその方針を思いつくのか」「なぜその解法を選択したのか」という、受験生が一番知りたい**『思考のプロセス』**がすっぽり抜け落ちているのです。
勉強が下手な人がこの不親切な解説を読むと、「自分の実力が足りないから理解できないんだ」と勘違いし、さらに過去問を解きまくるという泥沼にハマります。しかし、悪いのはあなたの読解力ではなく、解説の質そのものです。地力がある人間は、解説がゴミでも自分の知識で補完できますが、そうでない人が赤本に触れるのは、地図を持たずに樹海に入るようなものです。
もし、形式をどうしても確認したいなら、駿台が出している「青本」を手に取ってください。赤本に比べれば、大学別の傾向分析や解説の論理性がまだマシです。とはいえ、青本であっても「やり込む」必要はありません。パラパラと見て、「このレベルの知識がこの形式で出るのか」という相場観を掴むだけで十分です。
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過去問を無駄に解きまくる必要はありません。やるとしても時間配分の確認くらいです。ただし、「出題範囲の確認」だけは命取りになるので、数学と物理だけは以下のポイントをチェックしてください。
「過去問対策は普通の勉強がおろそかな人のための手段」に過ぎません。しかもその手段すら、たいして有効ではない。過去問をやって点数が上がったとしたら、それは「形式に慣れた」だけで、実力が上がったわけではありません。そんな砂上の楼閣で挑んでも、本番で少しでも傾向が変われば一瞬で崩れ去ります。
極論を言えば、過去問なんて1年分も解かなくていい。その代わり、自分が信じた参考書や問題集を「どの角度から聞かれても答えられる」レベルまで仕上げてください。
「過去問を解かないと不安」という心理は、結局のところ「自分の地力に対する自信のなさ」の裏返しです。本番でどんな変化球が来ても、基礎の組み合わせで打ち返せる自信があれば、過去問対策なんて数時間の確認作業で終わります。過去問芸人になって、本番で傾向が変わった瞬間に絶望する側に回るのか。それとも、圧倒的な地力で問題をねじ伏せる側に回るのか。答えは明白なはずです。
ゴリラ受験ブログのアドバイス
過去問を解かなきゃ点数が取れないのは、そもそもの実力不足です。過去問をドーピングのように使うのはやめろ。そんなものに頼らずとも高得点が取れる「本物の地力」を、今の参考書でもう一段階上のギアに入れて叩き込め。🦍
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